Miz.Kのブログ

Twitterに書ききれないことを色々書きます。

島根観光その2 〜続和菓子店巡り・タラコ列車から見る宍道湖の眺め〜

和菓子店巡りの続きです。次は三英堂というお店です。

昭和4年創業の老舗です。



ショーケース、様々な種類の和菓子が並びます。


きっぷを見せたら、無料で湖月というお菓子をいただきました。
程よい甘さで、さくっと食べられます。
なかなかおいしかったので、お土産として、店でも買いました。
モチロン友達2人も購入していました。

次は彩雲堂というお店です。

ここでも、切符を見せるとお菓子を提供してくれました。

これらのお菓子は最近はやりの「創作お菓子」の原型に近いです。

緑色のお菓子は若草といって、春の新緑をイメージしたものだそうで、
緑色の砂糖のような部分がとてもおいしいです。独自の製法で作られているそうです。
友達も「うわ、うめぇ!」と絶賛。

見た目が小さいアンパンのようなお菓子は「だんだん」といいます。
だんだんとは出雲弁で「ありがとう」を意味する言葉です。
しっかり作られた焼き生地と、あんの奏でるハーモニーが広がります。

寒天状のお菓子は「春秋」(しゅんじゅう)。
ゼリーの甘さと柚子の風味が程よく調和して、味わい深いお菓子です。



和菓子のおいしさに満足したので、またもやお土産。
ショーケースを見て、宍道湖というお菓子セット(2000円ほど)を購入。
友達Aも土産を購入していました。
松江駅から程近い場所で一流の和菓子が楽しめますので、山陰に行く機会があれば是非、立ち寄ってみてください。

一方友達Bはアイパッド電気店を探していました。
何故か?帰りの列車でもファミコンウォーズDSをするため充電器を買うそうですw
友達Aもこれに賛同しており、かなりはまったようです。ファミコンウォーズファンがまた2人増えたw
さて、列車の出発時間が迫っているので駅へ戻る。

途中、良い感じのただずまいのお寺を発見。和の文化っていいですね〜。

松江駅からは、宍道駅に向かいます。
10時48分発の普通列車は、なつかしのキハ47(しかもタラコ色、あるいは首都圏色)
最近の機械で作った列車では見られない、丸みのある車体が特徴。


キハ47は国鉄車両特有のけたましいディーゼル音が特徴です。
ディロロロ・・・、という感じで加速も気動車らしいゆっくりしたものです。

運転室を見る。車内は一部改装されているところ以外はレトロな感じです。
(まあ、一応国鉄車両の中では新しい部類に入るのだが)
このキハ47、JR四国では新型車両の導入により、かなり数を減らしています。
しかし、山陰ではまだ主力車両として活躍しています。

松江駅付近の高架を降りたら、列車は宍道湖に沿って走ります。

趣のある駅舎です。列車と駅舎を同時に撮影したい!のですが当然そんな時間はないのであきらめる。
(木造駅舎と国鉄車両の組み合わせは想像したらかなりナイスな感じです)

セミクロスシートが採用されており、近〜中距離の移動にはとても便利です。
長距離の移動にはさすがに移住性は難ですが、わざわざ普通列車を使う人は少数派ですから問題ないのでしょう。

ボックスシート部分。
急行型に採用されているものとは、アームレストが窓側に無いなど、一部仕様が異なります。

宍道湖を望む。対岸まではかなりの距離があり、讃岐人が見たら海にしか見えません(笑)
それほど雄大なのです。宍道湖は夕日が美しいのですが、今回のスケジュールでは残念ながら見ることができません。

そうこうしているうちに列車は宍道駅に到着。
ここからは乗換えで木次線に乗り、出雲坂根駅まで行きます。
さて、長いローカル線の旅が始まる・・・。
その3、木次線〜ローカル線に揺られて〜に続く